人事・総務(30代)
*本文はインタビューの内容をもとに、読みやすく編集・構成しています。
Before
私は総務担当だったのですが、小さな会社だったため、人事や営業のサポートの
ようなことまで結構幅広くやっていました。仕事自体にはそれほど不満はなかったのですが、上司とうまくいかず、かなりストレスが溜まっていました。会社の非効率なやり方や上司の一部の社員への対応で業務が円滑にいっていないことに問題意識をもち、改善策の提案を何度も行ってきました。ただ、その都度「OOさん(社員)のやり方だとうちではやっていけない」「あなたはそこまでしなくていいよ」などと言われることが続き、モチベーションも低下していました。
次第に、改善されない状況に苛立ち、部下にきつい言い方をしたり、上司に対しても反発することが増えました。もうこの会社にいても意味はないと思い、帰宅後に転職サイトを見るなど、諦めの気持ちが優っている時にコーチングを受けました。
After
コーチングでは、私のいうことを否定することなく、かと言って全面的に肯定するわけでもなく、とてもニュートラルに話を聞いてもらえました。また、物事がうまくいかないことで自信を失っていたので「あなた自身とあなたのやろうとしていることは違う」と言ってもらったことで、感情と事実の切り分けができたのはありがたかったです。
「あなたがやろうとしていることはそもそも何のためか?」とゴール設定が正しいかどうかを確認することからはじまり、「そのための手段として他にどんな方法がある?」と聞いてもらったことで、自分の思い込みの枠から出られた気がします。
どの状況で何を優先すべきか、自分の中で落ち着いて考えて判断できるようになったおかげで、上司への伝え方や部下への接し方も変わりました。以前なら部下のミスを指摘された時に「それは私のせい?あなた(上司)のマネージメントのせいではないのか?」と反射的に反応していたのに、今何が問題で、どういった対処法があるかを、感情と切り離して考えることができるようになりました。
また、部下がミスした際には、詰めが甘い人間だからだめだと勝手に判定してしまっていたのを、そミスが起こった原因やどんなやり方であれば部下に合うのかをまず考えるようになっていました。その後、その部下は自分からミスの改善策を考えて持ってきてくれるようになって、ミスも減っていきました。接し方次第で人はこんなにも変わるんだと、正直驚きました。
同じことは上司との関係にも言えることに気づき、自分が正しいと思う伝え方をするのではなく、上司が納得しやすい形に組み立てて持っていくようにしました。内容は同じなのに、以前よりずっと話を聞いてもらえるようになったのにも驚きましたが、嬉しかったです。そのあたりから、仕事がまた面白くなりだし、転職サイトを見ていたのが嘘みたいですが、結局この会社に残ることにし、今はその決断をして良かったと思っています。
コーチングでは色々なことを話しますが、いつもいつの間にか自然と大きな気づきにつながることが多く、自分でもこんなに人って変われるんだと驚いています。これからも気づきを糧に進んでいけたらと思います。
変化
・感情と事実を切り離して考える力が身についた
・相手に合わせたコミュニケーションの取り方、部下との関係改善
・自分の行動パターンへの自己認識